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本社工場会計とは

 製造業を営む企業では、規模が拡大すると工場を本社から離れた場所に作る場合があり、取引や経営組織が複雑化することで、会計の面でも帳簿組織や勘定体系が複雑になります。

 

 このような場合、企業は製造活動に関係する勘定を工場に移し、工場が本社から独立して製造活動の記録を行うようにすることがあります。これを、工場会計の独立といいます。

 

►本社と工場間の取引

 工場会計を独立させた場合は、本社の帳簿には、工場勘定が設けられて、本社と工場との間に取引があった場合に、本社は工場に対する債権・債務を工場勘定に記入します。

 

 対照的に、工場の帳簿には本社勘定が設けられて、工場は本社に対する債権・債務を本社勘定に記入します。

 

 

►例題1

 当社の工場では本社から独立して記帳を行っている。工場に設けられている勘定は次のとおりである。

 材料 賃金 製造間接費 仕掛品 本社 製品 内部売上 内部売上原価

 以下の文章において、工場・本社の各仕訳をしなさい。

1.本社で材料¥300.000を掛で購入し、工場の倉庫に受け入れた。

2.工場で材料¥200.000を消費して、このうち直接費は¥150.000、間接費は¥50.000である。

3.本社で工場の工員の賃金¥200.000を現金で支払った。

4.工場で製品が完成した。なお、この製品の製造原価は¥150.000である。

5.4.の製品を製造原価の10%の利益を付加して本社へ発送した。なお、工場では製品勘定の残高を常に製品倉庫の有高と一致させている。

 

答え

1.工場の仕訳=(借)材料 300.000 (貸)本社 300.000

  本社の仕訳=(借)工場 300.000 (貸)買掛金 300.000

2.工場の仕訳=(借)仕掛品 150.000 (貸)材料 200.000

           製造間接費  50.000

  本社の仕訳=仕訳なし

3.工場の仕訳=(借)賃金 200.000 (貸)本社 200.000

  本社の仕訳=(借)工場 200.000 (貸)現金 200.000

4.工場の仕訳=(借)製品 150.000 (貸)仕掛品 150.000

  本社の仕訳=仕訳なし

5.工場の仕訳=(借)本社 180.000 (貸)内部売上 180.000

        内部売上原価 150.000    製品    150.000

  本社の仕訳=(借)内部仕入 180.000 (貸)工場 180.000

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