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製造間接費差異(公式法変動予算)の計算

 標準配賦率に標準操業度を乗じて、標準配賦額を計算します。

 標準配賦額=標準配賦率×標準操業度

 

 標準配賦額と実際発生額の差額が製造間接費差異です。

 製造間接費差異=標準配賦額-実際発生額

 

 製造間接費予算額を公式法変動予算によって設定している場合は、製造間接費差異を予算差異・変動費能率差異・固定費能率差異・操業度差異に分析することができます。

 

 

►予算差異

 予算差異は、実際操業度における予算許容額から実際発生額を差し引いて計算します。

 予算差異=実際操業度における予算許容額-実際発生額

 実際操業度における予算許容額=変動費率×実際操業度+月間固定費予算額

 

►変動費能率差異

 変動費能率差異は、変動費率に標準操業度と実際操業度の差を乗じて計算します。

 変動費能率差異=変動費率×(標準操業度-実際操業度)

 

►固定費能率差異

 固定費能率差異は、固定費率に標準操業度と実際操業度の差を乗じて計算します。

 固定費能率差異=固定費率×(標準操業度-実際操業度)

 

►操業度差異

 操業度差異は、固定費率に実際操業度と月間基準操業度の差を乗じて計算します。

 操業度差異=固定費率×(実際操業度-月間基準操業度)

 

 

►製造間接費差異の内訳

►四分法

 製造間接費差異を上記の4つの差異に分析する方法を四分法といいます。

 

►三分法

 三分法とは、予算差異・能率差異・操業度差異の3つの差異に分析する方法です。

 

 この三分法は、さらに2つの方法に分けられます。

 

 1つは、能率差異が変動費部分、固定費部分の両方から生じると考え、四分法による変動費能率差異と固定費能率差異を合わせて能率差異とする方法です。

 

 もう1つは、能率差異が変動費部分のみから生じると考え、四分法による固定費能率差異と操業度差異を合わせて操業度差異とする方法です。

 

►二分法

 二分法とは、製造間接費差異を管理可能差異・操業度差異の2つの差異に分析する方法です。

 

 四分法による予算差異と変動費能率差異を合わせて管理可能差異として、固定費能率差異と操業度差異を合わせて操業度差異とします。

 

 

►例題1

 生産データ:月初仕掛品  200個(50%)

         当月投入  2.100個

         月末仕掛品  100個(50%)

         完成品     2.200個

 材料は工程の始点で投入する。

 ( )は加工進捗度を示す。

 製品1個あたりの標準原価

           標準原価  標準消費量 標準原価

 直接材料費   ¥80/ ㎏    10㎏   ¥800

 直接労務費 ¥1.000/時間   5時間   ¥5.000

 製造間接費  ¥600/時間    5時間  ¥3.000

 完成品1個あたりの標準原価         ¥8.800

 年間基準操業度 144.000直接作業時間

 年間固定製造間接費予算額 ¥57.600.000

 当月の実際操業度 11.000直接作業時間

 当月の製造間接費実際発生額 ¥7.500.000

以上のデータから、製造間接費差異を公式法変動予算に基づき四分法により分析しなさい。

 

 

答え

予算差異=△¥500.000

変動費能率差異=△¥50.000

固定費能率差異=△¥100.000

操業度差異=△¥400.000

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