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有価証券とは

 有価証券には、株式・公債・社債があり、保有目的により売買目的有価証券と満期保有目的債券に分けられます。

 

 売買目的有価証券とは、売買する事で利益を得る事を目的に保有する有価証券のことで、売買目的有価証券(資産)勘定で処理します。

 

 満期保有目的債券とは、満期まで保有して利息で利益を得る事を目的に保有する債券のことで、満期保有目的債券(資産)勘定で処理します。

 

 

►有価証券の購入

 有価証券を購入した場合は、購入代価に手数料などを加えた取得原価を記帳します。

 

 

►例題1

 株式20株を売買目的で@¥53.000で購入して、購入手数料¥5.000とともに小切手を振り出して支払った。

 

答え

 (借) 売買目的有価証券 1.065.000 (貸) 当座預金 1.065.000

解説

 20株×@53.000+5.000=1.065.000

 

 

►例題2

 後日、追加で株式20株を売買目的で@¥38.000で購入して、購入手数料¥5.000とともに小切手を振り出して支払った。

 

答え

 (借) 売買目的有価証券 765.000 (貸) 当座預金 765.000

 

 

►有価証券の売却

 売却した場合には、売却した有価証券の帳簿価額を減額して、売却価額との差額は有価証券売却益(収益)勘定もしくは有価証券売却損(費用)勘定に記入します。

 

 同一銘柄の有価証券を数回に分けて購入した場合は、1株あたりの購入原価が異なる事があります。この場合は、売却時の払出し単価の算出方法は、一般的に平均原価法を用います。

 平均原価法の払出し単価=(帳簿価額+新規取得原価)÷(株式数+新規取得株式数)

 

 

►例題3

 例題1と例題2の株式のうち30株を@¥48.000で売却して、代金は小切手で受け取った。

 

答え

 (借) 現金 1.440.000 (貸) 売買目的有価証券 1.372.500

                     有価証券売却益     67.500

解説

 払出し単価 (1.065.000+765.000)÷40株=@45.750

 帳簿価額 @45.750×30株=1.372.500

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